主なポイント
- 21Sharesは、現物Dogecoin ETFに0.50%の運用手数料を追加しました。
- Bank of New York Mellon、Anchorage Digital Bank、BitGoがカストディアンを務めることが明らかになりました。
- 発表後、DOGEの価格は11%上昇しました。
資産運用会社の21Sharesは、Dogecoin DOGE $0.15 24h volatility: 9.5% Market cap: $22.80 B Vol. 24h: $1.82 B Exchange Traded Fund（ETF）に関する米国証券取引委員会（SEC）への申請書を更新しました。今回の更新では、商品の運用手数料などいくつかの詳細が追加されています。他の多くのETF発行候補者とは異なり、21Sharesは手数料免除については一切言及していません。また、新たなETFのカストディアンも記載されています。
21SharesのDogecoin ETF運用手数料に免除なし
21Sharesは、2025年4月9日に現物Dogecoin ETFのS-1登録申請を初めて提出し、レバレッジやデリバティブを使用せずにDOGEのパフォーマンスを追跡することを目指しました。具体的には、CF DOGE-Dollar US Settlement Price IndexをベンチマークとしてDogecoinのパフォーマンスを追跡することを目的としています。当初、Coinbase Custodyが同社のDOGE ETFのカストディアンとして提案されていました。
10月には、同じETFに関する修正版S-1登録申請をSECに提出しました。これにより、DOGEファンドが承認され次第、Nasdaq Stock Exchangeで「TDOG」というティッカーで取引されることが確認されました。修正版の書類では、21Shares US LLCがシードキャピタル投資家を務めることも明記されています。また、信託は上場前または上場時にDogecoinを150万ドル分購入する予定であることも明らかにされました。
それ以降もいくつかの修正が行われてきました。最新の修正版では、21SharesはTDOGの運用手数料が0.50%であることを明らかにしました。この手数料は日次で発生し、週ごとにDogecoinで後払いされます。現時点では、この手数料に対する免除は一切約束されていません。
Bank of New York Mellonが管理者、現金カストディアン、トランスファーエージェントを務めます。さらに、Anchorage Digital BankとBitGoが信託の他のカストディアンを務めます。
DOGE価格のパフォーマンスと今後の見通し
21SharesのDogecoin ETF修正後、DOGE価格は2桁の上昇を見せました。
CoinMarketCapによると、この犬をテーマにしたミームコインは現在$0.1506で取引されており、過去24時間で11.72%上昇しています。24時間の取引量も35.29%増加しており、エコシステム内での関与が高まっていることが示されています。
日足チャートでは、DOGE価格は50日移動平均線および200日単純移動平均線を下回っています。しかし、$0.14のレジスタンスを上抜けしたことで、一定のサポートが得られています。
この見通しの中、相対力指数（RSI）は45.19まで上昇しており、Dogecoin ETFへの期待感の中で上昇の可能性を示唆しています。
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