米証券取引委員会（SEC）は12月15日に仮想通貨のプライバシー問題について議論する円卓会議を開催する。
米証券取引委員会（SEC）の暗号資産タスクフォースは12月15日、暗号資産エコシステム内で深刻化するプライバシーと金融監視の問題に対処するため、円卓会議を開催すると発表した。この会議では、暗号資産業界のリーダーとSEC関係者が一堂に会し、業界が直面する課題と潜在的な解決策について議論する。この会議は、Tornado Cash開発者のRoman Storm氏の一部有罪判決、Samourai Wallet開発者の判決、そして過去2か月間のプライバシーコインの大幅な価格高騰など、暗号資産業界におけるプライバシーに対する国民の懸念が広がる中で開催される。特に、米国司法省刑事部のマシュー・ガレオッティ司法次官代理は8月に声明を発表し、オープンソースコードを書いたという理由だけで開発者を起訴することの停止を示唆し、悪意なく行われたコードの作成自体は犯罪を構成しないことを強調した。
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