JPMorgan：Strategy株が指数から除外された場合、数十億ドル規模の資金流出に直面する可能性がある

ChainCatcherの報道によると、JPMorganは木曜日のレポートで、グローバル金融指数会社MSCIがビットコイン「金庫巨頭」Strategy（MSTR）を株式指数から除外した場合、関連する資金流出は最大28億ドルに達する可能性があると述べた。他の取引所や指数作成者も追随した場合、総流出規模は最大116億ドルに達する可能性がある。

分析によると、MSTRの株価が最近下落しているのは——今年全体の低調なパフォーマンスと相まって——主にMSCIやNasdaq 100、Russell 1000など複数の指数から除外される可能性を市場が懸念しているためであり、ビットコイン自体の価格下落が主因ではないという。

「これらの指数に組み入れられていることによって、ビットコインへのエクスポージャーが間接的な形で個人投資家や機関投資家のポートフォリオに浸透してきたのです」とアナリストは記している。「しかし、MSCIが現在MicroStrategyや他のデジタル資産保有を主とする企業を株式指数から除外することを検討しているため、これまでの間接的な浸透が逆転する可能性があります。」

MSCIは、主な事業がビットコインやその他の暗号資産の保有であり、これらの資産がバランスシートの50％以上を占める企業を除外するという提案を評価している。

MSCIは先月、この「コンサルテーション」は今年末まで続き、最終決定は1月15日までに行うと述べた。