悪意のあるChrome拡張機能「Safery: Ethereum Wallet」がETHウォレットを装い、ユーザーのシードフレーズを盗む

ChainCatcherのニュースによると、GoPlus日本語コミュニティの情報で、「Safery: Ethereum Wallet」と名付けられた悪意のあるChrome拡張機能がユーザーの資産を盗んでいることが判明しました。この拡張機能は2024年11月12日にリリースされ、シンプルで安全なEthereumウォレットを装っていましたが、内部にバックドアプログラムが仕込まれています。

攻撃手法は非常に巧妙です。悪意のある拡張機能はユーザーのシードフレーズをSuiアドレスとしてエンコードし、攻撃者が管理するSuiウォレットを通じて少額のトランザクションをブロードキャストすることでシードフレーズを盗み取ります。現在、この悪意のある拡張機能はまだChromeウェブストアから削除されていません。