分散型ソーシャルメディアプロトコルFarcasterが、BNBトークンへの関心急増を受けてBNB Chainのサポートを追加

分散型ソーシャルメディアスタートアップのFarcasterは、水曜日の発表によるとBNB Chain（以前はBinance Smart Chainとして知られていた）への対応を追加する予定です。この動きは、The Blockのデータによれば、BNBが最近の高騰によりXRPを抜いて時価総額で3番目に大きい暗号資産となったことを受けたものです。

Farcasterは今年初めにSolanaを統合し、Ethereumエコシステム以外にも展開を始めました。また、プロジェクトによると、最大の分散型取引所HyperLiquidのエコシステムの一部であるカスタムEVMレイヤー1のHyperEVMにも拡大し、ブリッジを必要としないクロスチェーンバランスを実現しています。

「短期的な目標は以下の通りです。- 重要なすべての資産とチェーン（BSC、HyperEVM、Solana、Base、ETH L1など）に対応。- ブリッジなしで即時クロスチェーンスワップ。- 取引手数料を可能な限りゼロに近づけること」とFarcaster共同創業者のDan RomeroはXで述べています。

Farcasterは2020年に元Coinbase幹部のRomero氏とVarun Srinivasan氏によって設立され、相互運用可能なソーシャルアプリケーションをサポートするための分散型プロトコルです。

Ethereumメインネットのサポートに加え、FarcasterはArbitrum、Base、Gnosis、OP Mainnet、Polygon、Unichain、Zoraなど複数のLayer 2やサイドチェーンでも稼働しています。

BNB Chainは、BNBトークンによって支えられたBinanceがサポートするブロックチェーンエコシステムで、EVM互換のスマートコントラクトをサポートしています。BNBの価格は、ネットワーク利用の増加に伴いBNBトークンのバーンが増加していることから、過去3か月で約80%上昇しています。