ビットコイン価格予想
買い手は価格を11万5,000ドル未満に下げさせていないものの、12万ドル超への上昇には苦戦している。
上向きの20日EMA（11万5,289ドル）とRSIがプラス圏にあることから、目先の流れは上昇方向であることが示唆される。もし買い手が価格を12万3,218ドル以上に押し上げることができれば、BTC/USDTペアは勢いを増し、13万5,729ドル、さらにはパターンの目標値である15万ドルまで上昇する可能性がある。
一方で、売り手が価格をサポート水準である11万530ドル未満に引き下げれば、優位性が売り手側に傾く。そうなれば売りが加速し、ペアは10万ドルまで下落する可能性がある。
イーサ価格予想
イーサ（ETH）は日曜日に3,745ドルのレジスタンスを上抜けたが、強気派はこのブレイクアウトを維持できなかった。
価格は3,745ドルを下回って反落しており、上昇局面では売りが出ていることが示唆される。ETH/USDTペアは38.2%フィボナッチ・リトレースメント水準の3,494ドル、さらに50%リトレースメント水準の3,381ドルまで下落する可能性がある。価格がこのサポートゾーンで反発すれば、強気派は再びペアを4,094ドルまで押し上げようとするだろう。
逆に3,381ドルを割り込むと、ペアは20日EMA（3,191ドル）まで下落する可能性があり、上昇再開は遅れるおそれがある。
XRP価格予想
XRPは木曜日に3.40ドルのレジスタンスを上抜け、大きく上昇した。強気派はブレイクアウト水準を維持しており、3.40ドルをサポートに転換しようとしていることが示唆される。
価格が3.66ドルを上抜ければ、XRP/USDTペアは上昇トレンドを再開し、4ドル、さらに目標水準である4.86ドルを目指す可能性がある。
トレンドは依然として上向きだが、RSIが買われ過ぎの水準にあるため、短期的には調整やもみ合いのリスクが高まっている。
価格が下落して3.40ドルを割り込んで終値をつけた場合、ペアは20日EMA（2.96ドル）まで下落する可能性がある。この水準を下回れば、3.40ドルのブレイクアウトが「だまし（ブルトラップ）」であった可能性があるため、注意が必要だ。
ソラナ価格予想
ソラナ（SOL）は月曜日に185ドルの上値抵抗線を突破し、大きく上昇した。現在、強気派は209ドルのレジスタンスを上抜けようとしている。
ただし注意すべき点は、RSIが買われ過ぎ圏に深く入り込んでいることで、短期的な調整やもみ合いの可能性があるということだ。
価格が185ドルで下げ止まるようであれば、強気派が押し目買いをしていることになり、209ドル超えの可能性が高まる。
SOL/USDTペアは220ドル、さらに240ドルまで上昇する可能性がある。
これに反して、価格が反落して185ドルを下回ると、短期トレーダーによる利確売りのサインとなり、ペアは20日EMA（170ドル）まで下落する可能性がある。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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