SSK、米国初のソラナ（Solana）ステーキングETFとして好調なデビュー：3,300万ドルの取引高を記録

SSK、米国初のソラナ（Solana）ステーキングETFとして好調なデビュー

SSK（REX Shares Solana Staking ETF ）は、初日に3,300万ドルの取引高を記録し、XRPとSOL先物ETFの両方を上回った。

SSKは、初日に3,300万ドル（約47.7億円）という好調な取引高を記録。XRP先物ETFとSOL先物ETFを上回り、AUM（運用資産）は100万ドルに達した。ブルームバーグのETFストラテジスト、エリック・バルチュナス（Eric Balchunas）氏は、SSKが今後も同様の関心を呼び起こし続ければ、AUMはまもなく10倍に増加する可能性があると予測し、Xで次のように述べている。

$1m. But based on todays volume prob see few more million -maybe even $10m – come in tomorrow in flows

— Eric Balchunas (@EricBalchunas) July 2, 2025

この動きを受けてSOL価格は4.3%上昇し、CME先物取引高は過去最高を記録。このステーキングETFの導入により、約13の発行体がSECの承認を待っているスポットソラナ ETFへの道が開かれると期待感が高まっている。ブルームバーグのジェームズ・セイファート（James Seyffart）氏は、「好調なスタート」と評しており、最初の20分で800万ドル相当が取引されたと述べている。

SOL CME先物取引量が過去最高を記録

この展開を受け、CME（シカゴ・マーカンタイル取引所）におけるSOL先物取引量は170万ドル（約2.45億円）を超え、過去最高を記録し、トレーダーの間でSOLへの強い需要があることを示している。

SOL価格は過去24時間で4.3%上昇し、1日の取引量は40億ドル（約5,784.7億円）を記録。Coingape Marketsのアナリストによると、この好材料を受けて、SOL価格はここから47%上昇し、235ドルに達する可能性があると予想した。

今回の取引開始は、米国におけるスポット型ソラナETFに対する機関投資家の関心を測る材料となる可能性があり、アナリストはこのETFについて、年内に承認される可能性があると見ている。バルチュナス氏とセイファート氏は最近、年末までに承認される確率を95%と評価しており、これは、スポット型ビットコインETFとスポット型イーサリアムETFの取引量が現在低迷しているにもかかわらず、市場全体の楽観的な見通しを反映している。