TONミームコイン「DOGS」が上場｜テレグラムCEO逮捕後に

The Open Network（TON）基盤のミームコインである「DOGS」は26日21時、バイナンスやバイビットなど大手暗号資産（仮想通貨）取引所への上場を 果たした。

DOGSトークンは、テレグラムのパベル・デュロフCEOが作成したマスコット「Spotty」をモチーフとした ミームコイン だ。

テレグラムユーザーは、事前にログインやSNSタスクなど用意されたタスクを完了させることで、 仮想通貨エアドロップ へ割り当てられたトークンを無料で獲得することができた。

同トークンは、執筆時点で0.0012ドル付近を推移しており、時価総額は6億ドルを超えている。

テレグラムCEOの逮捕騒動の中で上場

同トークンの上場は、テレグラムのパベル・デュロフCEOがフランス当局に逮捕され、TONのネイティブトークンであるTONの価格が15%以上の急落する中で行われた。

同氏は、テロ、マネーロンダリング、小児生犯罪コンテンツなど複数の犯罪を行った容疑で拘束されている。

同氏の逮捕を受け、TONコミュニティ、有名企業家のイーロン・マスク氏、イーサリアム（ETH）のヴィタリック・ブテリン共同創業者、ソラナ（SOL）のアナトリー・ヤコヴェンコ共同創業者などが、同氏を支持する声明を公開している。

テレグラムCEO、フランス当局が逮捕｜TONは15%以上急落

トークン公開を控えるプロジェクトも

また今後も、ハムスターコンバット、イエスコイン、Catizenなどのプロジェクトが、TONブロックチェーン上でトークン公開を控えている。

これらは、テレグラム上でゲームを展開しユーザーを獲得している。トークン公開と同時に、ユーザー向けに仮想通貨エアドロップも行う予定だ。

しかし、ハムスターコンバットやCatizenは、7月末に「コミュニティにとって可能な限り最高のエアドロップ」を目指すことを理由に、トークンの発売とエアドロップを延期している。

テレグラムゲーム「Catizen」、仮想通貨エアドロップを延期へ