イーサリアム現物ETF、各社のS-1書類の更新で7月の登場に期待高まる

イーサリアム現物ETFの取引開始が目前に迫り、注目が集まっている。
主要金融機関による申請書類の更新が相次ぎ、7月上旬に取引が開始される見通しが強まっている。

7月に登場となるか

6月21日、フランクリン・テンプルトン、ヴァンエック、インベスコ・ギャラクシー、ブラックロック、21シェアーズ、フィデリティの6社が、米証券取引委員会(SEC)に修正されたS-1書類を提出した。
グレイスケールは、イーサリアムトラストのS-3書類の修正とイーサリアムミニトラストの追加修正のS-1書類を提出したが、ビットワイズは登録申請書の修正を行っていないようだ。

各社の書類提出を確認したブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、あとはSECの決定を待つだけだと述べている。同氏はファンドの開始日が7月2日になると予測しているようだ。
一方でイーサリアム現物ETFが、ビットコイン現物ETFのAUM(運用資産残高)の20％以上を集める可能性は低いとの見解を示している。

手数料については、フランクリン・テンプルトンが最新の報告書で0.19％とし、最初の100億ドルの資産については6か月間免除すると発表した。ヴァンエックは、手数料を0.20％に設定し、最初の15億ドルの資産については2025年の期日まで免除する予定である。

ブラックロックとフィデリティはまだ手数料を公表しておらず、手数料が発行者間の競争を激化させる重要な要素であると指摘している。
そして他社の低い手数料がブラックロックに対して手数料を0.3％未満に抑える圧力をかけるだろうと述べている。

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この記事はCryptoSlateの「BlackRock, other issuers update S-1 filing for spot Ethereum ETFs, raising expectations for July launch」を参考にして作られています。