カルダノ創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏はこのほど、Xソーシャルメディアプラットフォーム上で「仮説投票」を行い、仮想通貨コミュニティにカルダノとビットコインキャッシュを統合することについて関心があるかどうかを尋ねた。 この投票は公開から24時間で12,000票以上を集め、回答者の66.3％が提案に「賛成」票を投じた。

カルダノ創業者のホスキンソン氏、X上でビットコインキャッシュとの統合を提案 image 0 Source: @IOHK_Charles on X. 
「ビットコインキャッシュが、有用なプルーフ・オブ・ワークのLeios、NiPoPoWs、Ergo技術でアップグレードされた Cardanoパートナーチェーンとなり、これまでに構築された中で最速かつ最も有用なプルーフ・オブ・ワークチェーンとなることに興味はあるか？」

ホスキンソンは彼の世論調査を仮定のものだとした。しかし、イーロン・マスクがX（旧ツイッター）を買収して以来示しているように、Xを意思決定の場として利用することは可能だ。

ブロックチェーン企業Biggest Labの創設者兼CTOであるベン・シェリー氏は、この動きを支持するコメントを投稿した。「UTXOモデルを採用しており、高いスケーラビリティと分散化を実現できることから、2つのチェーン間には自然なシナジーがあると常々考えていた」と述べています。

コミュニティはビットコインキャッシュとカルダノの統合というアイデアを支持しているようだが、そのようなパートナーシップがどのように形成され、機能するのかは不透明だ。

技術的な側面では、ホスキンソン氏は「パートナーチェーン」という言葉を用いている。これは、ビットコインキャッシュが提案されたアップグレードを利用できるようにするためには、何らかの形でブリッジングまたはクロスチェーン化が必要であることを示唆している。

また、両方の開発チームがパートナーシップの技術的側面について合意に至ったとしても、関係者や開発者間でのコンセンサスが必要になる。

カルダノは今年2回の「メジャーアップグレード」に向けて準備を進めている。 コインテレグラフが最近報じたように、カルダノは2024年第2四半期に予定されている「チャン」ハードフォークと、「Ouroboros Leios」と呼ばれる新しいプルーフ・オブ・ステークモデルに向けて準備を進めている。